今回は、インフォメーション・リサーチ研究所に潜入。設立は1995年。業界自体が若い中で、充分に老舗と呼べる同社。人材ビジネス歴25年という桑原社長が、その確かなポリシーを語ってくれました!

関西本社の優良企業と深いつながり
より経営に近いマネジメント職の求人多数
商売を抜きにした正直なカウンセリング
「サラリーマン時代も数えると、大阪で人材ビジネスに関わって25年になります。これだけ長くやってるので、関西に基盤を持つクライアントが多いのも、ごく自然な流れです」
1995年に、1人でインフォメーション・リサーチ研究所を立ち上げた桑原社長。そのとき、大手人材紹介会社で、すでに11年のキャリアがありました。
「私が人材業界で仕事を始めた頃は、大阪に人材バンクは2社しかなかったんです。まさに、人材ビジネスの創成期ですね」(桑原さん)
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同社の代表取締役・桑原範明さん。 |
そんな時代から、関西の転職事情を見て来られたとは! 業界を育ててきた人物の1人と言ってもいいかもしれません。人材バンクの知名度も低く、大手が名を馳せる中での創業は苦労も多かったのでは?
「私は、やみくもに営業をかける方法はしないんです。良い登録者と出会って、『この人なら、あそこにピッタリなのでは…』と勘が働く。これはもう、経験です。そして、ピンポイントに営業をかけていくんです」(桑原さん)
一見、効率が良くないとも思えるこのやり方。実は、そこにこそ、桑原さんの思いが。
「自分が会社を作った時、『商売を一番にしたくない』というのがありましてね。ビジネスですから売り上げを立てる努力は必要ですが、『稼ぎは事業が継続できて自分が食べられるくらいでいいか』と」(桑原さん)
数を追えば、サービスは低下する。優先順位をどこに置くかというジレンマは、現代社会で働くビジネスマンなら覚えがある人も多いのでは…。
「登録者とクライアント本位の人材紹介を、正直にやってきました。結果として、それが信頼を生み、実績につながったんだと思います」(桑原さん)
今では、取引先は600社以上。関西に本社を置く企業を中心に、メーカー、商社、サービス業など、幅広いクライアントから頼りにされています。人と求人企業のために頑張ったことが、時間を経て、自分に返ってくる。桑原さんは、25年という時間をかけて、そのサイクルを実現されました。
インフォメーション・リサーチ研究所が得意なのは、どのような職種なんでしょうか?
「経理、人事、法務、マーケティングなど、事務系スペシャリストの求人が多いですね。そのなかでも、部長や役員レベルといったマネジメントを行うポジションのニーズが高いのが特徴だと思います」(桑原さん)
これは、同社がクライアント企業の「本社」と深くつきあっていることに関係しているといいます。
「支店や営業所ではなく、本社に事務系スペシャリストが必要なのは当然のこと。特に、私たちは企業トップ、キーマンと直接おつきあいをしていますから、より経営に近いマネジメント職を求める相談が多く寄せられます」(桑原さん)
実際、経営者や役員からダイレクトに特命の求人を依頼されることも多いそうです。
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所々に生花や絵を飾るなど、 客人を迎える気遣いが。 |
「『人事にも内緒だから、会社じゃなくて携帯に連絡してきて!』と言われるんです(笑)。求人には2つのタイプがある。人事が動く求人と、トップが直接動く求人。私たちが得意なのは、後者です」(桑原さん)
同社が積極的に扱うのは、経営戦略の中にある人材。いわゆる、企業を動かす「ヒト・モノ・カネ」の中の「ヒト」の部分です。
「今はニーズはなくても、3年後の事業拡大計画の中にあったりする。それを立案した経営者自身が、3年経ったら忘れてることもありますけどね(笑)。私はきちんと把握していますよ」(桑原さん)
クライアントにとっては、桑原さんは、もはや「事業パートナー」と言えそうです。
「経営者というのは、商売商売している相手には、警戒して心を開いてくれないものなんです。私はいつも本音で話すので、ここまでコアなつきあいをして頂けるのだと思います」(桑原さん)
人材紹介というビジネスに、正直に取り組んで来たインフォメーション・リサーチ研究所。登録者とも正直に向き合います。
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取材に同席してくださった西田コンサルタント |
「私は、内定はゴールではないと考えています。あくまでスタートです。入社してから、戦場で勝てるのかどうか。『戦場』とは厳しい言葉ですが、私はあえて使っています」(桑原さん)
転職活動を行っている人が何よりも手に入れたいもの、「内定」。しかし、桑原さんの視点はもっと深いところにあります。
「もちろん、面接に受かるのは大切なこと。でも、ちょっと考えてみてほしいんです。内定を取ることが目的ではないはず。本当に大切なのは、3年後、5年後、ひいては10年、20年経ったときに自分がどうなっているか、ではないでしょうか」(桑原さん)
小手先のテクニックで履歴書を豪華に見せたり、経歴にゲタをはかせたり。
「でも、入社したらゲタを脱いで戦わなければならない。それで、転職が成功したと言えるのかどうか…。次から次へと転職をくり返すことになりかねません」(桑原さん)
ご存知の方も多いと思いますが、人材紹介業は成功報酬制です。紹介した方が内定をもらい、入社することで初めて利益が生まれます。
「登録者にどんどん求人情報を与えて、内定を取るテクニックを教えていけば、単純に成約率はアップします。利益ももっと上がるでしょう。でも、それでは私たちが介在する意味がない。単なる情報の横流しです。私がこの仕事で最も嬉しいのは、『内定が取れました』という報告よりも、入社して何年も経ってから、その人が成功した姿を見たときです」(桑原さん)
どこまでも真っ直ぐな桑原社長のお話に、強い意志を感じた調査隊でした。
大手メーカー(東証一部上場)で20年以上にわたり活躍。「法人営業、マーケティング室、広報宣伝が担当でした」。その後、転職を考えた際にインフォメーション・リサーチ研究所を訪れる。「私も、桑原のカウンセリングを受け、実際に全くの異業種へと転職した者の1人です」。転職の喜びや厳しさ、達成感を自分の肌で感じた経験から、「転職を考える方の自己実現をお手伝いできれば」と、縁あって同社のコンサルタントとなる。趣味は硬式テニスというスポーツマンでもある。
32歳(男性)
商社 / 経理
(年収400万円)
大手製薬会社 / 経理
(年収550万円)
35歳(女性)
外資系製薬会社 / 人事マネージャー(年収650万円)
外資系化学メーカー / 人事マネージャー(年収700万円)
48歳(男性)
大手食品メーカー / マーケティング次長(年収1000万円)
健康食品メーカー / マーケティングマネージャー(年収1200万円)

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代表取締役
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サラリーマンだった頃、「売上優先」で人材紹介を行うことに疑問を感じていました。ですから、自分で会社を作る時に思ったんです。「商売は2番目でいい」と。何より、納得のいく転職をお手伝いしたいという思いが強いですね。 昔は2社しかなかった同業も、今では大阪だけで登記上は1600社あるそうです。インターネットが普及し、情報も簡単に手に入る時代になりました。もしかしたら、転職者のみなさんが人材紹介会社に求めるものも、変わってきているのかもしれません。いろいろと難しいところですが、目先の内定だけを支援するのは、やはり無責任なのではと私には思えるのです。 私は経営者というより、職人なのかもしれませんね。「こういう方法でやりたい」という意志があって、25年経った今も、そのようにやり続けています。

取材のあと、「実際のところ、理想と現実の間で私もいろいろと悩んでます(笑)」と桑原さん。今の人材紹介というビジネスに感じてらっしゃるジレンマや、「本当はもっとこうしたい」という熱い思い。いろいろお聞きして、本当にまじめに、正直に、この仕事に取り組んでらっしゃるんだと感じました。そして何よりも、こんな話をしてくださること自体が、桑原さんの正直な人柄を物語っているなあと思った調査隊でした。
(取材日 2009.5.14)

面談時間 |
約30-60分 |
予約の必要 |
事前予約が必要 |
服装 |
できれば正装で |
面談可能日 |
平日11:00-18:30 ※時間外は応相談 |

職務経歴書、履歴書をメールで送付
上記に加えて、弊社オリジナルの「条件希望シート」をメールで送付










まずは転職の目的をチェックインフォメーション・リサーチ研究所が最もこだわる部分。目的がぶれていると成功しないからだ。登録者本人のためにも、コンサルタント自身が納得できるようにきちんと話し合う。合わせて、転職の緊急度なども伝えておこう。
希望をヒアリングシンプルに言うと、「あなたが大切にしたいこと」は何か。仕事内容、収入、会社の規模…。勤務地にこだわる人もいるだろう。コンサルタントは細かく質問するかもしれないが、それは、あなたの意向と企業のニーズが合っているかをきちんと判断するため。自分でも整理しておくとよい。
希望内容に関して情報提供2.で伺ったことについて、コンサルタントが知りうる情報をお伝えする。希望する業界の実情や給与の話など、良い話ばかりではなくシビアな話も。商売を抜きにして、登録者と企業、双方の成功を見据えた正確な情報を提供する。
書類内容の確認事前に履歴書と、オリジナルの条件希望シートを提出。書いてもらったことは読めばわかるので、ここでは書面では伝わらない「行間」をヒアリングする。例えば、その仕事に関わったのは責任者としてか、メンバーとしてか、等。条件希望シートについては、WANTかMUSTか、最も優先したい希望などを確認。
求人案件の紹介他の人材紹介会社と重複しないような、ピンポイントな案件の紹介を心がけている。よく吟味した上で最も合う案件を紹介したいので、提示される案件は決して多くはない。「数打てば当たる」的な発想ではなく、転職を慎重に考え、登録者を本気で思いやればこそ、の方針だ。
自分を良くみせようとつくろったり、他社での進捗状況を伝えなかったり…。これでは、うまくいくものも、いかなくなってしまう。コンサルタントは転職のプロ。背伸びしてもすぐにわかるし、転職に真剣なら他社に登録するのも当然のことだ。コンサルタントは登録者を全力で売り込もうと動いてくれる。駆け引きするのではなく、お互いをオープンにすることが良い結果につながる。何事も信頼関係が大切なのだ。
必要に応じて、書類添削や面接対策のアドバイス
入社後のフォロー
自己啓発を念頭においたカウンセリング